
この春、靖国神社から千鳥ヶ淵へ夜桜を見に行ってきました。
靖国神社の参道は、桜のライトアップと足元の灯りがとても美しくて、夜ならではの雰囲気に包まれていました。鳥居の奥に見える本殿の灯りが印象的で、立ち止まってしばらく眺めてしまいました。

そこから千鳥ヶ淵へ向かうと、水面に映る桜と、遠くのビルの明かりが合わさって、都会らしい夜桜の風景が広がっていました。日中の賑やかな花見とはまた違って、静かで落ち着いた時間を過ごすことができました。
帰りは市ヶ谷ではなく、飯田橋方面へ歩くことに。思ったよりも距離があって、なかなかの運動になりましたが、夜風が心地よく、運動不足の私にはちょうどよかったです。

実は、我が家にも小さな桜の鉢植えがありまして、外出しなくても春の訪れを感じられる、ちょっとした贅沢です。
ところが先日、水やりをしていると根元に違和感が…。よく見ると、なんと鉢の中に小さなキノコが一本、ニョキッと顔を出していたんです!
桜の根元にひょっこり現れたその姿は、妙に場違いながらもどこか憎めない存在で、まさかの訪問者に思わず笑ってしまいました。
外でも家でも、春の訪れを感じられた今年の花見。自然の中には時々、ちょっとした驚きも混じっていて、それもまた楽しさのひとつだなと思いました。